田中角栄の秘密を、共に戦った早坂茂三さんに教えてもらいます。


男たちの履歴書―いかにして道を拓くか |早坂 茂三

男たちの履歴書―いかにして道を拓くか
早坂 茂三
クレスト社 (1994/11)

(評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)


●早坂茂三さんの人生の体験を聞きながら、生き方を考える本です。田中角栄の秘書を長年勤めただけあって、話のネタは尽きません。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・電話の基本は用件を簡潔、明快、具体的に伝えて、最後に確認する。誰かに伝言を頼むときは「私、○○と申します。失礼ですが、あなた様は?」とやればいい。メッセージは必ず届く。ビジネスの最大要件は確認、また、確認だ。当方が電話番号を伝えても相手が復唱しないケースがある。そのときは先方に、「失礼ですが、いま、私の申し上げた電話番号をおっしゃっていただけませんか」これは非礼ではない。至らない相手が一つ賢くなる。

・「私はこの世に生きた」という印を地球のどこかに刻み込めたとしたら、まさに以って瞑すべし。生まれてきた甲斐があったというものである。

・商売の基本、一番の足元は、相手がカネをちゃんと払ってくれるか、どうかです。これを忘れたら失敗する。簡単に買うてくれるほど危ない。売りたい会社は、なかなか買うてくれないとこなんですわ。(横田辰三)

「男たちの履歴書」早坂茂三、クレスト社
(評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)


【早坂茂三の経歴】
1930年生まれ。大学卒業後、東京タイムズ社に入社。政治部記者として田中角栄と出会う。

1962年、当時、大蔵大臣であった田中角栄の秘書官となり、田中角栄が脳梗塞で倒れる1985年まで政策担当の秘書を務める。

その後、田中角栄の長女・真紀子と対立し、政治評論家に転身。

田中角栄の政治的足跡や生き方をテーマにした著書を多数出版。


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